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【カニ鍋】の味付けの仕方とは?具材の出汁を美味しさの秘密

【カニ鍋】の味付けの仕方とは?具材の出汁を美味しさの秘密

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 佐々木倫美(ささきともみ)

鉛筆アイコン 2020年12月21日

カニ鍋を作るにあたり、味付けをどうするかは悩む人もいるかもしれない。この記事では、高級食材のカニを使ったカニ鍋を美味しく食べるための味付けについて紹介していく。参考にして、カニ鍋を美味しく仕上げていただきたい。

  

1. カニ鍋の味付けの基本

カニ鍋の味付けにはいくつかバリエーションがある。共通するのは、カニやほかの具材から出る出汁を最大限引き出すことだ。そのため、あまり濃い味付けは望ましくない。そのうえで、好きな味を選ぶのがよいだろう。味付けの濃ささえ気を付ければ、意外と選択肢はある。
また、具材から出る出汁はもちろん、スープのベースとなる出汁の風味も活かそう。定番は昆布出汁だが、かつおやいりこを試してみるのもおすすめだ。

2. カニ鍋の定番の味付け

カニ鍋の定番の味付けをいくつか紹介していく。カニの出汁は風味が強く、あっさりした風味からこってりした味まで、幅広く組み合わせられるのが魅力だ。

カニ鍋の定番の味付け「しょうゆ」

鍋物の定番ともいえる味だ。たとえば昆布出汁をベースにしょうゆやみりんを加えて、ほんのりと甘辛いスープにする。カニなどの出汁が出ると味わいが複雑になるが、全体としてはすっきりとした味にまとまるはずだ。店などでカニ鍋を食べる際は、しょうゆ味が採用されていることが多い。定番の味といってよいだろう。しょうゆの種類や調味料の配合によって、さまざまな味を楽しめるのも面白い。地域ごと、あるいは自分好みの味付けを試してみるのもおすすめだ。

カニ鍋の定番の味付け「塩」

塩ベースのスープは、もうひとつの定番の味付けだ。塩を強めに効かせればピリッとしたアクセントが付くほか、薄めにすれば出汁の味わいをより前面に出すことができる。カニは鍋以外での食べ方では、塩茹でが定番だ。したがって、塩味とカニの相性はバツグンだといえる。そこにベースとなる昆布などの出汁がプラスされるため、味は間違いない。とくにあっさりした味が好きな人、かつみりんなどの甘みが不要という人には、うってつけの味付けだといえる。

カニ鍋には「味噌」も合う

味噌味は、これまでの2つの味付けとは一転して、こってり系の味付けだといえる。カニ料理の定番のひとつにカニ汁がある。味噌汁にカニを入れた料理だが、カニから出汁がよく出て絶品なのだ。カニ鍋を味噌味で作ると、カニ汁をたくさん食べるような形になる。しかし、鍋ならではの、ほかの具材もたっぷり入るため、カニ汁よりももっと複雑で豊かな味わいを楽しめる。また、味噌の種類によってもまた違った味わいを楽しめる。手が汚れやすい分、カニの殻をむくのが少し難しいかもしれないが、あらかじめ殻をむく、あるいは殻に切り込みを入れておくなどで、食べやすくすることができるだろう。

3. カニ鍋のもうひとつの姿、カニちり

カニちりはカニ鍋の一種ではあるが、ほかの味付けと趣が異なる。スープに味をほとんど付けず、ポン酢などのタレを付けて食べる料理だ。味気ないと感じるかもしれないが、昆布出汁などをベースにするため、香りはしっかりと出る。また、タレの量や味を調整できるため、好みの味にしやすいのが嬉しい。ポン酢のほかには三杯酢や二杯酢、変わり種では塩レモンダレなどを組み合わせてもよいかもしれない。定番の味付け以上に、幅広いアレンジを楽しめるともいえる。

結論

カニ鍋は、味付けを濃くし過ぎないことさえ注意すれば、定番の和風の味付けとは大体合う。カニ汁などのように、普段よく使う味付けでもカニとの組み合わせで味を大きく変えることができる。また、もし味付けに迷ったら、とりあえずカニちりにして、タレで味を調整することも可能だ。好みの味付けを試して、カニ鍋を思う存分楽しんでいただきたい。
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  • 公開日:

    2019年12月28日

  • 更新日:

    2020年12月21日

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