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日本では珍しい【チコリー】の豆知識まとめ!栄養や旬から種類まで

日本では珍しい【チコリー】の豆知識まとめ!栄養や旬から種類まで

投稿者:ライター 筒井千菜実(つついちなみ)

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

鉛筆アイコン 2019年12月13日

日本ではまだまだ珍しい野菜「チコリー」をご存知だろうか。チコリーは、ほどよい苦さとみずみずしさを楽しめる食材なのだ。また、種類も豊富で色鮮やかなものもあるので、食卓に彩りを加えたいときなどにはおすすめだ。この記事では、チコリーの種類や選び方から栄養や食べ方まで紹介する。

  

1. チコリーの種類と選び方とは?

チコリーは、ヨーロッパから中央アジアが原産地である。白菜を小さくしたような見ためでかわいらしいフォルムが特徴だ。チコリーにはさまざまな呼び名がある。和名が「菊苦菜(キクニガナ)」、英名が「チコリー(chikory)」、フランス名が「アンディーブ(endive)」。アンディーブは、チコリーと同じキク科のレタスに似ている洋野菜「エンダイブ」と混同しやすく間違えやすいため注意が必要だ。

また、チコリーはさまざまな種類に分けられる。光を当てず軟化栽培をしたものがチコリーと呼ばれ、10~15cmほどの大きさで葉先は黄緑色。ほろ苦さとみずみずしさが特徴だ。葉先が赤紫のものは「レッドアンディーブ」。苦みが強いが色合いの美しさはバツグンだ。「アスパラガスチコリー」とも呼ばれることもある「プンタレッラ」は茎が空洞になっており、茹でるとアスパラガスのような風味がする。

チコリーはふっくらと丸みのあるもの、巻きがしっかりしており傷のないもの、葉先が劣化していないものを選ぶようにしよう。ちなみに、イタリアではチコリーの変種を栽培しており、「ラディッキオ」や「トレビス」という名称で出回っている。最後にそのトレビスについても紹介する。
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2. チコリーの旬は?美味しい食べ方も

少し前まではほとんどのチコリーが輸入品だったが、近年国内でも栽培されることが増えてきた。海外からの輸入品であれば1年を通して出回っているが、日本で栽培されるものは12~2月にかけて出荷されることが多い。チコリーの旬は寒い時期なのだ。

チコリーは生のままサラダとして食べるのがおすすめ。シャキシャキとした歯ごたえにほろ苦さとみずみずしさが相まって、いつもとは違ったサラダを楽しめるだろう。ボートのような形をした葉を器に見立てて、マリネやリエットをのせてもおしゃれだ。また、チコリーを使ったハーブティーも人気が高い。味も香りもコーヒーに似ているが、カフェインが含まれていないので、寝る前や妊婦でも安心して飲むことができる。
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3. 赤チコリーの特徴を紹介

チコリーの数ある種類のうちのひとつ、赤チコリー。赤チコリーとは葉が赤紫色をしたものをいう。また、赤チコリーの中にも白菜の芯のような形のもの、ほうれん草のような形のもの、レタスのような形のものなどさまざまな種類がある。

赤チコリーの赤紫色は、「アントシアニン」というポリフェノールの一種によるものである。料理を鮮やかに彩ってくれ、いつもの食卓がワンランクアップすること間違いなしの赤チコリー。ぜひ機会があれば味わってみてほしい。
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4. 赤チコリーとトレビスの違いは?

冒頭に触れたトレビスについて紹介する。先ほどは赤チコリーの紹介をしたが、トレビスも赤紫色をしており、赤チコリーと呼ばれることもある。紫キャベツのような見ためだが、味わいはかなり異なる。トレビスはシャキシャキとした食感でほろ苦さを感じる味わいで、チコリーと似ている。

サラダの彩りとして使われたり、料理の味のアクセントとして使われたりする。トレビスにはカリウムやアントシアニンが含まれており、彩りも豊かなのでおすすめ野菜のひとつだ。
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結論

チコリーは、独特な苦みとシャキシャキ食感で、西洋料理店などで使われることも多い。国内での栽培も増えてきているため、今後は目にする機会も増えてくるかもしれない。料理の彩りやアクセントになるチコリーを見かけたら、ぜひ一度味わってみてほしい。
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  • 更新日:

    2019年12月13日

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