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【管理栄養士監修】ヤングコーンの嬉しい栄養素とは|栄養図鑑

【管理栄養士監修】ヤングコーンの嬉しい栄養素とは|栄養図鑑

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 氏家晶子(うじいえあきこ)

鉛筆アイコン 2020年2月24日

見ためはとても小さいヤングコーン。しかし、見ためからは想像できないくらい実は栄養豊富な野菜であることをご存じだろうか。ヤングコーンの特徴や含まれている栄養素、健康的な食生活を意識している人におすすめしたい上手な食べ方を紹介していく。

  

1. ヤングコーンってどんな食べ物?

そもそもヤングコーンとは、どのような野菜なのだろう。

トウモロコシが成長する前のもの

実はヤングコーンは、ごく一般的なトウモロコシ(スイートコーン)が成長する前に収穫したものを指す。つまり、ヤングコーンとトウモロコシ(スイートコーン)は収穫する時期や大きさが異なるだけで、全く同じ品種のコーンなのである。

ヤングコーンの収穫

トウモロコシ(スイートコーン)は、通常であればひとつの株に2本の実ができるのだが、ひとつの株に3本の実がなることもよく起こる。しかし、1株に3本では栄養が十分に行き渡らなくなる可能性があるため、本数を減らして2本分の実だけに栄養が行き渡るように、あとからできた3本目の実を早いうちに収穫する。この早い時期に収穫された実が、ヤングコーンとして出回っているのである。

ヤングコーンの旬

スーパーなどに行くと、缶詰めやパックに入れて長期保存できるようにされているヤングコーンが数多く売られているが、トウモロコシの季節である5~7月になるとヤングコーンが皮つきのまま売られていることもある。

2. ヤングコーンの栄養と効能

ヤングコーンは、トウモロコシ(スイートコーン)と同じく、炭水化物が多く含まれている野菜である。それだけでなく葉酸、食物繊維、カリウムといった栄養も詰まっている。具体的にどのような栄養でどんな効能があるのか、具体的に解説していく。

葉酸

葉酸は、貧血や動脈硬化などを防ぐ効能があることで注目されている栄養である。

食物繊維

食物繊維は、腸内環境を整える作用があり、便秘改善の手助けをしてくれる成分でもある。ヤングコーンに限らず、野菜には食物繊維が豊富に含まれている傾向にあるため、腸内環境を整えたい人は覚えておくとよいだろう。

カリウム

カリウムは血圧をコントロールする作用や筋肉のエネルギーの代謝を支える栄養でもあるため、人間の身体にとって重要な成分といえるだろう。

3. ヤングコーンの上手な食べ方

ヤングコーンに含まれている栄養について把握したうえで、目的に合わせて調理をすれば、栄養を効率的に摂取することもできる。食物繊維と葉酸、それぞれを多く摂取する場合の食べ方について紹介しよう。

食物繊維を多く摂取する場合

食物繊維を多く摂取したいのであれば、ヤングコーンだけでなく、豆類やイモ類、きのこ類、青菜類の野菜などと一緒に摂取するのがおすすめだ。これらの食材は、食物繊維がたくさん含まれているため、ヤングコーンと一緒に摂取すれば、食物繊維をより多く摂取することができる。

葉酸を多く摂取する場合

葉酸といえば、ヤングコーンだけでなく海苔にも多く含まれている。そのため、葉酸を多く摂取する目的でヤングコーンと海苔を使ったつまみを作るのもおすすめだ。茹でたヤングコーンに海苔やスライスチーズを巻いてつまようじで串刺しにするだけで、美味しいつまみに早変わりする。酒との相性もよく、簡単に作ることができるため、おすすめだ。

結論

ヤングコーンは栄養が豊富で、組み合わせる食材によってはさらに効率的に栄養を摂取することもできる。ヤングコーン自体の味がたんぱくなのでさまざまな食材と相性がよいため、調理のバリエーションも広く、アレンジしやすい。ぜひヤングコーンを摂取してみてはいかがだろうか。
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  • 更新日:

    2020年2月24日

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