カリフラワーピザの魅力を解説！ピザなのに低糖質でグルテンフリー？

カリフラワーピザとは、生地がカリフラワーで作られているピザのこと。小麦粉の代わりに、低糖質でグルテンを含まないカリフラワーがピザの生地に使われているので、糖質制限やグルテンフリーを実践している人でも食べることが可能だ。

アメリカでは、カリフラワーピザは、すでに数年前からセレブをはじめ、美容や健康に関心の強い人たちの間で、話題になっていた。

カリフラワーピザは、元々、グルテン耐性のないセリアック病の人にも食べられるピザとして、個々に考案されたレシピが多数存在していた。それを自身の子どもたちもセリアック病を患う女性起業家が、冷凍ピザとして商品化し販売したところ、爆発的な売れ行きを示し大ヒット商品になった。それを機にカリフラワーピザの存在は、世間に幅広く認知されることとなったようだ。

日本でも2019年の10月に、初のカリフラワーピザ専門店がオープンし、美容や健康に関心の強い人たちを中心に、熱い支持を得ている。その専門店から、冷凍ピザも販売されているようだ。

カリフラワーピザの魅力は、低糖質でグルテンフリーであることはもちろん、食物繊維やビタミンが豊富であるという点も見逃せない。

とくにカリフラワーは、ビタミンCの宝庫といえるほど、ビタミンCが豊富に含まれている。しかもカリフラワーに含まれるビタミンCは、熱を加えても壊れにくいという利点を備えている。

さらに、淡白でくせのないカリフラワーは、ピザの生地として使用するのにとても適していて、食感や味わいなど、小麦粉で作るピザの生地に限りなく近づけることが可能な点も魅力になるだろう。しかし、小麦粉で作るピザの生地の代替えにはなっても、美味しくなければ意味がない。その点についてもカリフラワーピザは及第点を与えられているようだ。

とはいえ、カリフラワーピザを手作りする場合、美味しく作るためには、ちょっとしたコツがいるようだ。カリフラワーピザの作り方と美味しく作るコツについてこれから一緒に見ていこう。

カリフラワーピザは、生地作りさえうまくいけば、あとは通常のピザのように、生地にピザソースを塗り、ピザ用チーズと好みの具材をトッピングしてオーブンで焼けばできあがりだ。

生地作りについても、それほど難しくはなく、材料としてカリフラワー1株、塩少々、卵1個を用意すれば作ることができる。さらに風味をアップさせるためにオレガノやバジルなどを加えるのもおすすめ。

生地の作り方の手順は以下の通りだ。

あとは、オーブンの天板にクッキングシートを敷き、その上によく混ぜ合わせた生地を薄くのばして広げ、あらかじめ予熱しておいた210℃のオーブンで30分ほど焼けば完成。ソースや具材、チーズをのせて焼き上げよう。

美味しく作るコツとしては、カリフラワーの水気をこれでもかというくらい十分に絞り切っておくこと。よく混ぜ合わせること。この2点をしっかりとおさえるようにしよう。

カリフラワーピザがいったいどんなピザなのか？カリフラワーピザの魅力や作り方については、おわかりいただけただろうか？興味のある人は、これを機にカリフラワーピザの手作りにチャレンジしてみてはいかがだろう。