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スプーンとマヨネーズ

マヨネーズ大さじ1杯は何グラム?カロリーなど栄養成分も紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

鉛筆アイコン 2022年1月17日

調理に便利な計量スプーン。しかし、計量する材料が粉末だったり液体だったりすると、きちんと量れているのか気になるところである。調味料として盤石の人気を誇るマヨネーズだが、大さじ1杯はどのくらいの重さになるのだろうか。本記事ではマヨネーズ大さじ1杯にこだわり、グラム数やカロリーを見ていこう。

  

1. マヨネーズ大さじ1杯の重さは何グラム?

マヨネーズ
計量スプーンさえあれば、材料の重さはあまり考えずに料理に投入することも多いだろう。しかし計量スプーンがない場合は、なにを目安に量ればよいのだろうか。計量スプーンの正しい使い方とともにその概略を説明する。

すり切りで量る

マヨネーズ大さじ1杯の表示を見たら、計量の際に注意することがある。液体の食材ならば大さじ1杯を量るのは難しくない。しかしマヨネーズの場合は、スプーンからこんもりとはみ出てしまうのが難である。マヨネーズを大さじ1杯計量する場合は、スプーンの柄などを使ってすりきりにするのが基本である。

大さじ1杯のグラム数

計量スプーンの大さじは15mlである。これは小さじの3倍に該当する。とはいえ、大さじ1杯の素材をグラム数に換算するのは少し複雑である。計量する素材の比重によってグラム数が変化するためである。大さじ1杯は、小麦粉類であれば9g、塩であれば15~18g、固形や液状のものであれば12~18g、茶葉ならば6gといった具合である。
では、肝心のマヨネーズのグラム数はどうだろうか。マヨネーズの場合は大さじ1杯の目安が12gとなる。これはオリーブオイルやサラダ油などと同じ数字である。

グラム数の目安

発想を転換して、マヨネーズのグラム数を大さじを使って計量するときはどうなるか見てみよう。たとえば、マヨネーズ10gであれば大さじ1杯弱である。20gの場合は大さじ1と2分の1杯強。30gであればちょうど大さじ2と2分の1杯となる。100gを計量する場合は、大さじ8杯強が目安となる。

手元にあるスプーンでも量れる

計量スプーンが手元にない場合には、ほかのスプーンでも代用が可能である。たとえばティースプーンならば小さじとほぼ同じ容量であるため、3杯分を量れば大さじ1杯と同量となる。カレー用のスプーンは計量スプーンの大さじと同じであることが多いので、マヨネーズもすりきりで量って料理に活用できる。

2. マヨネーズ大さじ1杯のカロリーや栄養成分

マヨネーズソースのボウルと小さな木のスプーン
子どもたちも大好きな調味料マヨネーズ。マヨネーズは卵黄と酢と油を原料に作られている。調味料の販売大手のキューピーは卵黄のみを使ったマヨネーズにこだわっているが、全卵を使用したマヨネーズも数多く市販されている。それぞれのマヨネーズ大さじ1杯のカロリーや栄養について見ていこう。

卵黄型のマヨネーズ

まずはキューピーなどから販売されている卵黄を使ったマヨネーズの数値である。大さじ1杯を12gと想定して計算する。(※1)
  • カロリー 80kcal
  • 脂質 9.0g
  • 食塩相当量 0.24g(※2)
  • 糖質 0.07g
  • タンパク質 0.3g
  • ビタミンD 0.07μg
  • ビタミンK 16.8μg

全卵型のマヨネーズ

日本では全卵を使ったマヨネーズの販売も多い。全卵型のマヨネーズ大さじ1杯のカロリーや栄養は以下となる。(※3)
  • カロリー 80kcal
  • 脂質 9.1g
  • 食塩相当量 0.23g(※4)
  • 糖質 0.43g
  • タンパク質 0.2g
  • ビタミンD 0.04μg
  • ビタミンK 14.4μg

カロリーハーフのマヨネーズ

若い女性を中心に人気の低カロリータイプのマヨネーズはどうだろうか。大さじ1杯の数値を見てみよう。(※5)
  • カロリー 31kcal
  • 脂質 3.4g
  • 食塩相当量 0.47g(※6)
  • 糖質 0.3g
  • タンパク質 0.3g
  • ビタミンD 0.04μg
  • ビタミンK 6.4μg

3. 大さじ1杯のマヨネーズで作れる料理

人参にマヨネーズをつける
マヨネーズ大さじ1杯というとごく少量に感じるが、卵のコクや酸味もあるマヨネーズを加えるだけで料理は格段に引き立つ。ここでは、大さじ1杯のマヨネーズを加えるいくつかのレシピを紹介しよう。

マヨネーズが少なくても満足できる

マヨネーズをたっぷり使わなくても満足度の高い料理はできる。たとえばポテトサラダを見てみよう。ベーコンはカリッと仕上げ、ポテトや具材を混ぜる際にはマヨネーズ大さじ1杯にオリーブオイルを加えると、いつもとは異なる風味のポテトサラダになる。
またサラダを食べる場合にも、ポン酢とマヨネーズ大さじ1杯を混ぜた即席ドレッシングにすれば食べやすくなる。醤油とマヨネーズ大さじ1杯の組み合わせも、鶏肉のささみやゴマと相性がよく、おかずやおつまみにもってこいである。

4. マヨネーズの風味を保つために

扉の開いた冷蔵庫
マヨネーズはもはや各家庭に常備されている調味料のひとつである。使用頻度も高いため、開封後はあっという間に消費するケースも多いかもしれない。マヨネーズは果たして、どのように保存すれば美味しさを損なわないで済むのか。正しい保管方法を見てみよう。

冷蔵庫のドアポケットか野菜室

開封前のマヨネーズは、日光が届かない涼しい場所に保管するのが基本である。開封後は1か月をめどに消費するようにしよう。キャップのふたはしっかりと閉めて冷蔵庫に入れておく。開封後のマヨネーズを冷蔵庫に保管するにあたって、注意が必要なのは温度である。0℃以下となるとマヨネーズの成分が分離してしまう可能性もあるため、ドアポケットか野菜室に入れるのが理想的である。いずれにしても5℃前後での保存が理想的といえるだろう。

結論

マヨネーズ大さじ1杯という表記は、さまざまなレシピで目にする。大さじ1杯のマヨネーズを計量する場合にはすり切りにするのがポイントだ。大さじ1杯のグラム数は素材によって異なるが、マヨネーズの場合は12g程度である。そのほかのスプーンでも代用可能であるから知識として覚えておくと便利である。大さじ1杯のマヨネーズを上手に使いこなして、美味しい料理を楽しんでほしい。
(参考文献)
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  • 更新日:

    2022年1月17日

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