【ポトス】肥料をあげて美しく！おすすめの錠剤や液剤は？

ポトスを美しく育てるためには、春から秋にかけて定期的に肥料を与える必要がある。春から秋はポトスの生育期であり、この時期に肥料を与えることで葉色を美しくしたり、葉を大きくしたりと健やかな成長が期待できるのだ。ただし、肥料の与えすぎや、生育が緩慢な冬に肥料を与えると養分過多で肥料焼けを起こしてしまうので注意しよう。

ポトスに錠剤タイプの肥料を与える場合は、緩効性化成肥料がおすすめだ。緩効性化成肥料とは、1～2か月の間ゆっくりと効果が持続する肥料のことだ。ポトスは美しい葉が魅力の植物であるため、窒素の値が大きいもの、もしくは窒素・リン酸・カリウムの比率が同じものを選ぶとよい。錠剤タイプの肥料は植物に直接触れないよう土の上に置き、1～2か月に1回のペースで追肥するといい。以下にポトスに与えるおすすめの緩効性化成肥料を紹介しよう。

1．ハイポネックス　「ハイポネックス　錠剤肥料 置くだけカンタン！観葉植物用」
かわいらしいハート型の錠剤は、においも少なく清潔なので室内でも安心して使うことができる。窒素が多めに含まれているため、ポトスの葉色をより美しくし、株を丈夫に育ててくれる。

2．瀬戸ヶ原花苑　「ガーデンマスター置くだけ肥料」
元肥にも追肥にも使うことができ、無臭であるため肥料のにおいが気になる方に最適だ。植物が必要とする窒素、リン酸、カリウムをバランスよく配合し、さらにマグネシウムも配合されているのが特徴。

3．ハイポネックス　「プロミック 観葉植物用」
およそ2か月間安定した効果が持続し、においがひかえめなのが特徴だ。窒素を多く含むため、葉色を鮮やかにしたり生育を促進する効果が期待できる。

ここでは液剤タイプの肥料について解説しよう。ポトスに液剤タイプの肥料を与える場合、春から秋にかけて1週間～10日に1回を目安に与えるとよいだろう。先にも述べたが休眠期である冬は肥料を与える必要はないので注意しよう。

液剤タイプの肥料には水で薄めて使う原液タイプと、そのまま使えるストレートタイプがある。原液タイプは、希釈倍率を間違えてしまうと肥料焼けの原因となってしまうので十分注意しよう。一方、ストレートタイプは希釈する手間を省け簡単に使えるが、原液タイプよりも割高であるのが難点だ。コスト重視派であれば原液タイプを選ぶといいだろう。以下にポトスに与える液剤タイプの肥料を紹介する。

1．ハイポネックス　「ハイポネックスハイグレード 観葉植物」
観葉植物の生育に必要な15種類の栄養素をバランスよく配合した、薄めて使う肥料だ。窒素が多く含まれているため、ポトス葉の色を濃く鮮やかにしたいときにおすすめである。

2．ハイポネックス　「ハイポネックスストレート液肥 観葉植物用」
窒素・リン酸・カリウムの3つの成分が0.2：0.1：0.1の割合で配合された効き目が早いタイプの肥料だ。緑を鮮やかにより美しく、株を丈夫に育ててくれるのが特徴である。

ポトスに与える肥料は100均で販売されているものを利用してもいい。100均にはさまざまな肥料が販売されているのでどれを選べばよいのか迷う方も多いだろう。以下に観葉植物の育成におすすめな100均の肥料を紹介するので参考にしてほしい。

1．ダイソー　「化成肥料」
植物の生育に欠かせない窒素・リン酸・カリウムをバランスよく配合し、土に混ぜて元肥としても、また置き肥として使ってもいい。

2．Can Do（キャンドゥ）　「花と野菜の化成肥料」
国内メーカーである瀬戸ヶ原花苑が製造している化成肥料。土づくりのエキスパートとして安心安全で高品質の培養土や肥料を自社生産しているメーカーである。ほぼ無臭であるため、室内でポトスを育てている人も安心して使うことができる。

丈夫で初心者でも育てやすいポトスだが、より美しく健康的に育てるためには定期的に肥料を与える必要がある。肥料には錠剤タイプや液体タイプなどがあるので自身のライフスタイルに合わせて選ぶといいだろう。また挿し木としても簡単に増やすことができるのもポトスの魅力だ。水挿しやハンギング、ハイドロカルチャーなどさまざまな姿にしてポトスの成長を楽しんでみてはいかがだろうか。