1. アンプの使い方【ボリューム】
アンプを使わなければ、いくら演奏してもスピーカーから音が出ることはない。アンプの使い方の中でボリュームの調節は大切なチェックポイントだ。
そもそもアンプとは
CDプレイヤーやチューナーから音楽を聴いていると、アンプの存在や使い方などはあまり気にすることがない。しかし、アンプがないとスピーカーから音楽が流れることはない。
アンプの最大の役割は「増幅」だ。CDプレイヤーなどはコンセントから電気を供給しても、スピーカーから音を流すだけのエネルギーは得られない。そこでアンプという増幅器を使って信号のエネルギーを大きくし、それをスピーカーに送り込むことで音を流すことができる。
さらにアンプにつながれたCDやレコード、ラジオといったさまざまな機器の中から聴きたいソースを選ぶ「プログラムソースの選択」や「音量調節」、「音のバランス調節」を担うのがアンプだ。
アンプの最大の役割は「増幅」だ。CDプレイヤーなどはコンセントから電気を供給しても、スピーカーから音を流すだけのエネルギーは得られない。そこでアンプという増幅器を使って信号のエネルギーを大きくし、それをスピーカーに送り込むことで音を流すことができる。
さらにアンプにつながれたCDやレコード、ラジオといったさまざまな機器の中から聴きたいソースを選ぶ「プログラムソースの選択」や「音量調節」、「音のバランス調節」を担うのがアンプだ。
電源を入れる前にボリュームはゼロに
アンプを目の前にすると、はやる気持ちを抑えきれずに、すぐに電源をONにしたくなる。しかしアンプの使い方として、電源を入れる前にやるべきことがある。ボリュームを始め、音量にかかわるツマミをすべて「ゼロ」にしておくことだ。
具体的には音量を調節する「VOLUME」と音のひずみを調節する「GAIN」だ。このふたつのツマミをゼロにしておくことで、いきなり大音響が鳴ってしまうことを回避できる。ただし、アンプの種類やメーカーによってはツマミの名称が異なる場合もある。念のためにすべてのツマミをゼロにしておくのがおすすめだ。
具体的には音量を調節する「VOLUME」と音のひずみを調節する「GAIN」だ。このふたつのツマミをゼロにしておくことで、いきなり大音響が鳴ってしまうことを回避できる。ただし、アンプの種類やメーカーによってはツマミの名称が異なる場合もある。念のためにすべてのツマミをゼロにしておくのがおすすめだ。
2. アンプの使い方【コンセント】
ツマミがゼロになっていることを確認したところで、今度は電源ケーブルをコンセントに挿す。
電源スイッチがオフになっていることを確認する
アンプの使い方で気を付けたいことは、電源ケーブルを挿す前に、アンプの電源スイッチがオフになっていることを確認することだ。アンプの電源スイッチがオンの状態でコンセントを挿すとアンプの故障の原因にもなる。
電源オンのタイミング
アンプの使い方では、電源スイッチがオフの状態で、さらに音量関係のツマミはすべてゼロから始めなければならない。では、どのタイミングで電源をオンにするべきなのか。
アンプには真空管アンプやトランジスタアンプがある。とくに真空管アンプには守らなければならないタイミングがあるので注意が必要だ。
真空管アンプには「POWER」と「STANDBY」という2つのスイッチがある。「POWER」スイッチをオンしたからといって、すぐに「STANDBY」スイッチをオンにしてはいけない。まずシールドケーブルをギターに挿して、さらにアンプに挿す。これでギターとアンプがつながった。それから「STANDBY」スイッチをオンにするという一連の手順をアンプの使い方として覚えておこう。
このとき「STANDBY」スイッチをオンにするまで、ウォーミングアップの時間が必要になる。これは「POWER」スイッチをオンにし、真空管を温めるためである。機種によってウォーミングアップの時間は違うので、取り扱い説明書を確認しよう。
アンプには真空管アンプやトランジスタアンプがある。とくに真空管アンプには守らなければならないタイミングがあるので注意が必要だ。
真空管アンプには「POWER」と「STANDBY」という2つのスイッチがある。「POWER」スイッチをオンしたからといって、すぐに「STANDBY」スイッチをオンにしてはいけない。まずシールドケーブルをギターに挿して、さらにアンプに挿す。これでギターとアンプがつながった。それから「STANDBY」スイッチをオンにするという一連の手順をアンプの使い方として覚えておこう。
このとき「STANDBY」スイッチをオンにするまで、ウォーミングアップの時間が必要になる。これは「POWER」スイッチをオンにし、真空管を温めるためである。機種によってウォーミングアップの時間は違うので、取り扱い説明書を確認しよう。
3. アンプの使い方【ギターとの接続】
ギターとアンプをシールドケーブルで接続することで音を出せるようになる。このとき、使い方を間違えないようにしよう。
ギターのボリュームはゼロに
アンプの使い方と同じように、ギターのボリュームもゼロになっていることを確認してから接続を始めよう。ギター側の接続は、ギターによって場所はまちまちだが、ほとんどの場合はシールドケーブルを挿し込む場所がひとつしかないため、間違えることはないだろう。
アンプ側に接続する場合には、「INPUT」や「GUITAR IN」と表示されている穴にシールドケーブルを挿し込む。
アンプ側に接続する場合には、「INPUT」や「GUITAR IN」と表示されている穴にシールドケーブルを挿し込む。
シールドケーブルの抜き挿しはアンプの電源をオフにしてから
途中でギターを替えたいということもあるかもしれない。そのような場合にアンプの電源をオンにしたままでシールドケーブルを抜き挿しすると「ブツ」という大きな音がする。
これは、ギターにダメージはないものの、アンプのスピーカーには大きなダメージとなってしまう危険性がある。シールドケーブルの使い方は、電源に注意することだ。
これは、ギターにダメージはないものの、アンプのスピーカーには大きなダメージとなってしまう危険性がある。シールドケーブルの使い方は、電源に注意することだ。
4. アンプの使い方【トーン】
アンプには、独特な音の調整機能がある。その代表的な機能が「トーン」だ。トーンの使い方をマスターすると音に深みが出る。
アンプのトーンとは音の明るさ
まず、日常会話でトーンというと「声のトーンが高い、低い」ということをイメージする方も多いだろう。この場合のトーンの使い方は、音の高低を意味する。しかし、アンプのトーンとは、音の明暗を意味する。
アンプのトーンを全開にすることで、最も明るいトーンの音が流れる。それを聴きながら、トーンのツマミを絞っていくと、徐々にトーンが暗くなっていく。これがトーンの基本的な使い方だ。
アンプのトーンを全開にすることで、最も明るいトーンの音が流れる。それを聴きながら、トーンのツマミを絞っていくと、徐々にトーンが暗くなっていく。これがトーンの基本的な使い方だ。
トーンは全開から始めよう
トーンは初心者のうちは全開にしておくことだ。このときの音が一番自然な音色となる。しかし、アンプに慣れてくると「ちょっとうるさい感じがする」「ボーカルの声をじゃましている」など、音のバランスにこだわりが出てくるだろう。トーンを少しずつ絞っていくことでマイルドな音を作り出し、耳ざわりのいい音楽を作っていくことができる。トーンの使い方は奥が深いので、経験が必要だ。
結論
普段、ステレオセットで音楽を聴いているときには、アンプの存在を意識することは少ないだろう。しかし、エレキギターを演奏するときには、アンプの使い方を知っておくことは重要だ。アンプの使い方や接続方法を間違えてしまうと、アンプの故障にもつながる。手順だけはしっかりと覚えておこう。