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バスソルト

バスソルトを使う際の注意点とは?効果を高める入浴方法を解説

投稿者:ライター 松岡由佳里 (まつおかゆかり)

鉛筆アイコン 2022年8月19日

最近、入浴剤としてバスソルトの人気が高まっているという。プレゼントでもらったけれど、どう使ったらいいのかわからない、という方もいるだろう。バスソルトは、使い方を間違えると、風呂釜にダメージを与えてしまう。バスソルトを使う上で、知っておきたい注意点を紹介しよう。

  

1. バスソルトとは?

バスソルト
バスソルトは、古代ギリシャや古代中国で医療用として使われていたという。かなり古い歴史を持っているのだ。
バスソルトには「天然塩」と「エプソムソルト」の2種類がある。
天然塩は、その名の通り、天然塩を使用したバスソルト。死海の塩や、ヒマラヤ岩塩が有名だ。
エプソムソルトは、ソルトという名がついていても塩ではない。海水から取れる「硫酸マグネシウム」が主成分となっている。見た目が塩そっくりなのでソルトという名前がついたという。
バスソルトは「血行促進効果」「デトックス効果」「リラックス効果」が期待できる。
バスソルトに含まれるミネラル成分が体を温めて血行を促進、同時に発汗を促して老廃物を体外に排出してくれる。さらに、バスソルトにはハーブやアロマなどの香りづけがされているものも多い。

2. バスソルトを使う際の注意点

風呂
いろいろな効果のあるバスソルトだが、使用に当たっては注意しなくてはいけない点もある。

浴槽の素材を確認する

天然塩のバスソルトを使う際に注意しなければならないのが、バスタブの種類だ。バスタブが「木製」「ホーロー」「人工・天然大理石」の場合には、トラブルが起こる可能性がある。
たとえば、シミになる、さびる、香料がしみ込んで取れなくなるなどだ。

天然塩は直接入れない

天然塩は、小石や砂、貝殻の破片などが含まれている場合があるので注意が必要だ。こうした異物は浴槽を傷つけてしまう心配がある。天然塩が含まれているバスソルトを使う場合は、ガーゼやハンカチに包んでからお湯の中に入れるようにしよう。

追い焚きをしない

バスソルトを使うときは、風呂釜を傷めないように注意しなくてはならない。風呂釜は金属でできているので、塩によってさびついてしまう可能性がある。風呂釜がさびついてしまうと、お風呂を沸かすたびに茶色っぽいさびを含んだお湯が出てしまう。
バスソルトを使うときには、必ず追い焚き機能をオフにするように注意しよう。

エプソムソルトを24時間風呂で使わない

エプソムソルトは塩分が含まれていないので、追い焚きしても天然塩のように風呂釜にダメージを与えることはない。しかし、フィルターのついた循環式の24時間風呂では使わないようにしなくてはならない。フィルターが目詰まりを起こし、お湯の浄化が不完全になる可能性がある。

入浴後はすぐにお湯を抜く

バスソルトを使ったあとのお湯は、放置せず、すぐに抜こう。そのまま放置しておくと、色移りや塩分が浴槽の劣化を早めてしまう可能性がある。また、周囲の壁やバスアイテムにも塩分が付着している可能性があるので、シャワーでザっと洗い流すようにしよう。

こまめに配管掃除をする

配管は、構造上どうしても汚れやすい。皮脂や石けんカスなどがたまって雑菌が繁殖しやすくなっているのだ。月に1回程度は、配管掃除をするように心がけよう。

3. バスソルトの効果的な使い方

水
バスソルトを効果的に使うためのポイントを紹介しよう。

適量を守る

バスソルトは、パッケージに記載されている適量を守るように注意しよう。効果アップを期待して、適量よりも多めに入れても無駄になるだけだ。逆にエプソムソルトの場合はかなりの量を入れるため、もったいないとケチると、効果を発揮できない。

適切な温度と入浴時間にする

バスソルトの効果を実感するためには、適度な温度と適切な入浴時間になるように注意しよう。おすすめは38~40℃くらいのややぬるめの温度で、20分ほどかけてお湯につかることだ。熱すぎる温度、長風呂は肌を乾燥させ、体を疲れさせてしまう。

水分補給をする

バスソルトを使うことによって、血行が良くなり発汗しやすくなる。汗がいつもよりも多く出るので、水分不足には注意が必要だ。お風呂場の中に飲み物を持ち込んで、こまめに水分補給するようにしよう。

入浴後に保湿する

バスソルトのお風呂から上がると肌がスベスベしているので、つい放置してしまいがちだ。だが、バスソルト効果である肌のスベスベは、そう長く続かない。入浴後は、放置せずにボディクリームなどでしっかりと保湿すれば、より一層の潤いをキープできる。

結論

バスソルトには血行促進、デトックス、リラックス効果がある。浴槽や風呂釜を守るために注意したいのが、浴槽の素材、追い焚きをしないこと、24時間風呂では使用しないことなどだ。また、入浴後はすぐにお湯を抜くことも忘れてはいけない。適量を守って、お湯の温度や入浴時間、水分補給にも注意しながら、快適なバスソルトタイムを楽しもう。
インフォメーションマークアイコンオリひとを楽しむための注意事項はこちら
  • 更新日:

    2022年8月19日

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