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キッチン

キッチンのデッドスペースを活用した収納術!アイデアまとめ!

投稿者:ライター 卯山沙織 (うやまさおり)

鉛筆アイコン 2023年6月21日

「デッドスペース」という言葉を知っているだろうか。デッドスペースとは、利用できていない、もしくは有効に使えていない無駄な空間や場所のことである。とくにキッチンは、食器や調理器具、食品や調味料など、置いてあるものの種類が多く、デッドスペースが発生しやすい場所である。本記事では、よくあるキッチンのデッドスペースごとに、便利なグッズを活用した収納術を紹介していこう。

  

1. キッチンのデッドスペースを活用した収納術|冷蔵庫まわり

家電
まずは、冷蔵庫まわりのデッドスペースに使えるアイデアだ。冷蔵庫横と冷蔵庫上に分けて紹介していく。

冷蔵庫横の収納アイデア

冷蔵庫とシンクの間など、冷蔵庫の横はデッドスペースが生まれやすい。そこでおすすめするのがスリム棚だ。キャスターが付いて奥行きが十分にあるタイプは、出し入れしやすく、角まで無駄なくスペースを活用できる。メーカーによっては棚の幅も種類が豊富なので、自宅のキッチンに合ったサイズを選ぶとよいだろう。
本格的なラックを買わなくても、100均などで売っている突っ張り棒とワイヤーネットを組み合わせて収納スペースを作ってもOKだ。そこにフックをかければ、よく使うものを吊るしておけるし、エコバックなどをかければ常温保存の野菜も収納できる。
いずれの方法においても言えることであるが、冷蔵庫の放熱スペースとして0.5cm程度は空けておくよう注意しよう。放熱スペースは冷蔵庫内の熱を逃がして効率よく冷やすために必要な空間だ。空ける幅はメーカーや機種によって異なるので、お使いの冷蔵庫の説明書をチェックしておこう。

冷蔵庫上などの収納アイデア

先に説明した放熱スペースの観点から、冷蔵庫の上に直接ものを置くのはおすすめしない。そこで提案したいのが、まず脚付きのラックを設置してから、収納したいものをケースなどに入れて納める方法だ。このとき、ふた付きのケースを使えば収納したものが埃で汚れる心配を軽減できる。ただし、出し入れには不便な場所なので、季節のイベントのものや来客用のものなど、頻繁には使わないものを収納するのがおすすめだ。
ラックのかわりに、すのこを置いてもよい。すのこを置けば放熱スペースを確保できるので直接置いても問題なく、出し入れが簡単だ。ただし、すのこがずれないよう、ベルトなどでしっかり固定しよう。

2. キッチンのデッドスペースを活用した収納術|シンク下や棚

棚
シンク下や棚の中も、上部や角にデッドスペースが生まれやすい。こちらも100均などで購入できるアイテムを使って、上手にスペースを活用してみよう。

シンク下や引き出しの収納アイデア

シンク下の収納を増やすには、専用の収納棚を取り入れると便利になる。2~3段に分かれていて、食器の収納などにおすすめだ。排水管を避けて設置できるタイプを選ぶと、無駄なスペースが生まれにくい。
引き出しの下段は、とくに奥まで収納すると出し入れしづらくなるが、こちらはファイルボックスで解消できる。ファイルボックスを並べ、フライパンやフタなどを立てて収納すれば取り出しやすく、引き出しの高さも有効活用できる。

食器棚やラックの収納アイデア

食器棚やラックに収納するときは、プラスチック製のボックスを使うのがおすすめだ。乾物や調味料、お菓子などの種類ごとにボックスにまとめて収納することで、使いたいときに探す手間も省ける。高い位置に収納するときは、取っ手の付いたタイプを使えば取り出しやすい。
棚板の間隔が広すぎて上部がデッドスペースになる場合は、仕切り棚を使おう。食器などを2段に分けて収納できる。また、棚板に引っかけて使う吊り下げラックも、仕切り棚同様、高さを有効活用できるのでおすすめだ。

3. キッチンのデッドスペースを活用した収納術|コンロまわり

キッチン
コンロの角や上部のデッドスペースも、うまく活用できれば収納が増えるだけでなく、調理時の利便性もアップする。

コンロ奥や上部の収納アイデア

コンロの奥や横にスペースがある場合は、ラックを設置してよく使う調味料などを置くのがおすすめだ。幅が狭い場合が多いため、代わりに2~3段の高さがあるものを選ぶとよいだろう。
また、レンジフードや壁にフックを付けて、フライパンやよく使う調理器具を吊り下げてもよい。
ただし、コンロ周りの収納グッズを選ぶときは、必ず熱に強い素材を選ぶようにしよう。木製のグッズはナチュラルな印象でおしゃれに見えるが、燃える可能性もあるのでおすすめできない。スチールやステンレスのような、燃えにくい金属製のものを選び、安全に使うようにしよう。

4. アイデア次第でデッドスペースも立派な収納スペースになる

キッチン
キッチンのデッドスペースは、必ずしも専用の収納グッズなどを買わなくても、アイデア次第で活用の幅が広がる。上手に収納スペースを増やせば、キッチンの使い勝手もよくなり、調理中のちょっとしたストレスも軽減できるかもしれない。最近では100均やホームセンターなどでさまざまな便利グッズが販売されているので、気軽に取り入れてみてほしい。

結論

キッチンのデッドスペースを活用できるいくつかの収納術を紹介したが、すぐに実践できそうなものはあっただろうか。収納スペースを作るのは少し手間かもしれないが、まずは使い勝手が気になっていた部分から、手を付けてみてほしい。毎日使うキッチンだからこそ、少しの改善でも日々の暮らしやすさにつながるはずだ。
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  • 更新日:

    2023年6月21日

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