1. キッチンで恐怖体験
私が育児に奮闘していた時のこと。まだ子どもたちが小さく手が掛かっていたのを見かねた夫が、料理が得意というわけではなかったのですが、私の代わりに夕食を作ってくれるということになりました。
食材を炒めて、調味料を加えようとフライパンの奥にある調味料に手を伸ばした時に、夫の着ていたネルシャツの一部がコンロの火元に触れたようで...夫の衣類に火が燃え移ってしまったのです!
素材がネルシャツなだけにどんどん燃えていきました。
「夫が燃えてしまう!」と私も慌てて近くにあった濡れた布巾で叩き、夫は衣類を脱ぎ捨てて水のあるシンクの中へ。
夫はどうにか無事だったのですが、咄嗟過ぎて思うように行動できないものだと痛感して、本当に恐ろしい体験でした。
2. コンロの危険は他にもあった!?
<小麦粉が爆発の原因に!>
揚げ物の衣にしたり、お菓子の材料に使ったり、シチューなどにとろみを付けたり、キッチンには欠かせない小麦粉。
危険だという認識があまりない食材ですが、これが粉塵爆発を起こすことがあります。
まさかいつも使っている小麦粉が爆発するなんて!?っと想像もしたこともないかもしれません。
しかしキッチンは、コンロなどの発火源、充分な酸素、と可燃性の粒子が浮遊すれば粉塵爆発が起こりうるという条件が揃っています。
小麦粉も可燃性があり、細かく表面積が大きい状態で空気中に舞うため、爆発範囲の濃度で空気中に浮遊し、そこに火が着くと、粉塵爆発を起こす可能性があるのです。
キッチンにある粉物は小麦粉だけではなく、片栗粉や粉砂糖、コーンスターチ、胡椒や粉末のスパイスなども粉塵爆発を起こすことがあります。
結論
エピソードとエピソードにちなんだ豆知識を紹介しました。
キッチンには思いがけないところに危険が潜んでいるので、今日から注意して扱いましょう。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
キッチンには思いがけないところに危険が潜んでいるので、今日から注意して扱いましょう。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。