1. 豆腐の消費期限が切れたら...
賞味期限を過ぎた場合、品質は落ちるものの食べられないわけではありません。
しかし消費期限を過ぎた食品は、その安全性が保証されないため食べるのは控えましょう。(※1)
消費期限を過ぎた豆腐には食中毒のリスクがあり、セレウス菌による食中毒が特に危険です。
セレウス菌は熱に強く、食後数時間で嘔吐や下痢を引き起こす可能性があります。(※2)
(参考文献)
※1出典:厚生労働省医薬食品局食品安全部基準審査課/農林水産省消費・安全局表示・規格課「加工食品の表示に関する共通Q&A(第2集:消費期限又は賞味期限について)」
https://www.maff.go.jp/j/jas/hyoji/pdf/qa_i.pdf
※2出典:公益社団法人日本食品衛生協会 食中毒菌などの話
http://www.n-shokuei.jp/eisei/sfs_index_s08.html
2. 食べられない豆腐の特徴
消費期限が間近に迫ってくると、時間が経つにつれて豆腐は劣化していきます。
消費期限内でも以下のような特徴が見られた場合は食べるのを避けましょう。
・酸っぱい臭いがする
豆腐は大豆由来の香りがしますが、腐ると鼻をつくような酸っぱい臭いに変化します。
見た目に異変がなくても、酸っぱい臭いがしたら傷んでいる証拠です。
・カビや黄色っぽい変色が見られる
表面にカビが生えている場合は明らかですが、全体が黄色っぽく変色している場合も腐っている可能性があります。
豆腐の角の部分のみが変色する場合もあるのでよく確認しましょう。
・表面がヌルヌルしている
なめらかなはずの豆腐の表面がヌルヌルしている場合も腐っている特徴です。
本来豆腐にはぬめりや粘りはないため、こちらも食べずに廃棄しましょう。
結論
豆腐は消費期限または賞味期限が記載されており、これらの期限には大きな意味があります。
賞味期限切れの豆腐でも食べられないことはありませんが、しっかりと見極めて安全を優先することが重要です。
賞味期限切れの豆腐でも食べられないことはありませんが、しっかりと見極めて安全を優先することが重要です。