1. ナスの食べてはいけない特徴とは
・へたとガクにカビ
へたにカビが生えたり、ガクのトゲがしおれていたりすると傷んでいるサインです。
・皮の変色とぬめり
腐敗が進むと皮が茶色く変色し、ハリが失われてブヨブヨとした触感になります。
さらに進行すると、表面にヌメリが出てくるので、この状態になったらすぐに処分しましょう。
・断面が黒ずんでいる
ナスを切ったとき、断面が完全に黒く染まっている場合も傷んでいる証拠です。
また、この状態になると身がとても柔らかくなります。
・異臭が発生
ナスから酸っぱいような臭いがしたときも腐敗しているサインです。
食べずにすぐに処分しましょう。
2. まだ食べられます!ナスが腐る一歩手前の状態
・ナスの変色
ナスは鮮度が落ちるにつれて種や実が黒ずんできます。
これはアクが原因で、カット後に水にさらすことで変色を抑えられます。
・黒い種でも食べられます
黒ずんだ種は食べても問題ありませんが、鮮度が落ちているサインなので早めに消費しましょう。
・お尻の茶色いシミ
種を保護するためのもので、食べても問題はありません。
しかし、鮮度が落ちやすいので購入するときはなるべき避けた方がいいでしょう。
これらはあくまでも腐る一歩手前の状態なので、しっかり火を通して食べることをオススメします。
また、本当に腐っているかどうか見分けられない場合は食べずに処分しましょう。
3. ナスを腐らせずに使い切るポイント
・基本は常温で保存
なすは5℃以下で保存すると低温障害が起こして皮がしなびたり変色したりしてしまいます。(※1)
適温は7~10℃で、2~3日を保存の目安にしましょう。
・冷蔵する場合
暑い時期はキッチンペーパーに包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
冷蔵庫で保存した場合の保存期間は1週間程度です。
(参考文献)
※1参照:農林水産省「なすを切ったときに種子部分が黒変していても食べられますか。」
https://www.maff.go.jp/j/heya/sodan/2009/02.html
結論
ナスは足が早い野菜でもあるので正しく保存しても、最長でも1週間程度が目安です。
「意外と知らなかった」と思う人もいると思いますが、無駄にしないためにはナスは早めに消費することを心がけましょう。
「意外と知らなかった」と思う人もいると思いますが、無駄にしないためにはナスは早めに消費することを心がけましょう。