1. 『豚汁』の食べちゃいけない特徴って!?
基本的に以下の兆候が見られる場合は、その豚汁を食べるのは避け、安全を優先して廃棄することをオススメします。
・表面に異常な膜が張っている
・鍋のふちからカビが発生している
・汁が粘り気を帯びている
・酸っぱいなどの異常な臭いがする
このような変化がある場合、腐敗する一歩手前や腐敗している可能性が高いので食べるのを控えましょう。
少しでも異変を感じたら、捨てる勇気を持つことも大切です。
2. 豚汁を日持ちさせるコツ
・すぐに冷却させる
豚汁を作った直後、保存する場合はすぐに冷却し、冷蔵庫または冷凍庫に保存するようにしましょう。
菌の増殖を防ぐためにも、なるべく早く体温以下に冷やしてください。
・具材をしっかり炒め、加熱する
具材を炒めてから煮込むことで、水分を飛ばし、菌の増殖を抑えます。
さらに全ての具材が十分に加熱されていることを確認し、特に豚肉は中心温度が75℃以上になるようにしましょう。(※1)
これにより、豚汁が日持ちするようになります。
・味噌を多めに使う
味噌には塩分も含まれており、いつもよりちょっと多めに加えることで保存性を高める効果が期待できます。
ただし、味噌を加えすぎると塩分過多になる場合や、味に影響が出る場合もあるのでバランスを考えましょう。
・生姜を加える
生姜には抗菌作用があり(※2)、豚汁に加えることで保存性を高めるとともに風味もアップするのでオススメです。
・新鮮な食材の使用
豚汁に使う豚肉は新鮮なものを選び、購入後はすぐに調理、または適切に保存することも重要です。
(参考文献)
※1:厚生労働省「食中毒」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/index.html
※2:福岡県立大学「ショウカ゛の殺菌・抗菌効果とその実用化に向けた解析」
https://fukuoka-pu.repo.nii.ac.jp
結論
豚汁は基本的に、できたてを1度で食べきるのが基本でもあります。
保存する場合は保存方法には注意を払い、保存のための正しい手順を踏んで安全に美味しい豚汁を楽しみましょう。
保存する場合は保存方法には注意を払い、保存のための正しい手順を踏んで安全に美味しい豚汁を楽しみましょう。