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肩こり

肩こりを緩和できるツボとは?効果的な押し方や注意点を解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2023年6月25日

肩こりに効くツボと聞くと肩のまわりを想像するだろうが、実際は肩こり緩和のツボは、全身のいたるところにあることをご存じだろうか。本記事では、肩こり緩和のツボにスポットをあて、ツボの紹介や効果的な押し方・注意点などについて詳しく解説する。つらい肩こりに悩む方はぜひ参考にしてもらいたい。

  

1. 肩こりの原因とは?

疑問
肩こりの主な原因とは、肩のまわりの血行不良だとされている。血行が悪いと肩の筋肉がこわばり、疲労物質が蓄積して神経を刺激することにより、こりや痛みを引き起こすのだ。長時間のデスクワークなどで、同じ姿勢をとり続けている方は要注意。姿勢の悪さによる筋肉疲労は肩こりの原因になりやすいので、息抜きにツボ押しを取り入れるなど、しっかり対策するようにしたい。

ツボ押しで肩こりが緩和する理由

ツボ押しによる肩こり緩和は、なんとなく効いている程度というわけではなく、その効果は西洋医学的にも実証されていることを知っておこう。ツボ押しは自然治癒力を高める効果に期待でき、直接刺激を加えることで血行不良にアプローチできるのだ。正しくツボ押しを行い、肩こり緩和を目指してほしい。

2. 肩こり緩和に効果的なツボとは?

つぼ
ここでは、肩こり緩和に効果的なツボを一挙紹介する。リラックスタイムだけでなく、仕事のすきま時間でも押せるツボは多いので、ぜひ習慣として取り入れてみよう。

肩こりを改善するツボ一覧

天柱(てんちゅう)
天柱は髪の生え際あたりにあるツボで、首の中心の太い筋繊維の外側にある。肩こり緩和をはじめ、頭痛や眼精疲労にも効果的なので、デスクワークが多い方におすすめだ。
風池(ふうち)
風池は天柱より1cmほど外側にあるツボである。肩こり緩和のほか、風邪のひきはじめにも効果的とされている。ツボを押しながら少し頭を上に向けると、刺激が加わりやすい。天柱とセットでツボ押しを行うとよいだろう。
肩外兪(けんがいゆ)
肩外兪は肩甲骨の内上角にあるツボである。肩こりによる腕のだるさ・重さがあるときに押すと、動きを滑らかにする効果に期待できる。手で押しにくい場合は、孫の手などを使えばよい。
中府(ちゅうふ)
中府は鎖骨の外側あたりにあるツボで、小胸筋の繊維上にある。姿勢の悪さによる肩こり緩和に効果的だ。押しながら胸を張り、肘を後ろへ引くとより刺激を加えられる。
手三里(てさんり)
手三里は肘を曲げたときにできるシワの外側から、手のひらに向かって指3本ほどの場所にあるツボである。筋肉をほぐす効果に期待でき、肩こりや寝違いなど、さまざまなこりや痛みを緩和できる。押すと痛みを感じやすいツボなので、正確に見つけやすいのがポイントだ。
合谷(ごうこく)
合谷は手の親指と人差し指の間にあるツボである。「万能のツボ」とも称されており、肩こりや頭痛の改善のほか、歯痛や眼精疲労、ストレスの緩和にも効果が期待できる。場所を選ばず刺激できるツボなので、必ず覚えておきたい。
後渓(こうけい)
後渓は手の小指側にあるツボで、手を握ったときに小指の付け根にできるシワの先端部分あたりにある。肩こり緩和に効果的で、合谷とセットで刺激するとよいだろう。

3. ツボ押しで肩こりを緩和する際のコツ

タオル
肩こり緩和に効果的なツボを紹介したが、ただツボを押し続けるだけではあまり効果的とはいえない。しっかりコツを押さえてツボ押しを行うことが、肩こり緩和への近道になるのである。それぞれのポイントを覚えておこう。

首や肩を温めてから行う

肩こりの主な原因は血行不良なので、事前に首や肩を温めてからツボ押しを行うと効果的である。蒸しタオルを使えば手軽に筋肉の緊張をほぐせるのでおすすめだ。

ツボ押しする際の注意点

強い力で押しすぎない
ツボ押しは刺激が強いほど効果的というわけではない。押したときに「痛気持ちいい」と感じる程度の力加減がコツ。強い力で押し続けると逆効果になる可能性もあるため、十分注意しよう。
長時間押し続けない
ツボを長時間押し続けると、もみ返しにより痛みを引き起こす可能性がある。ツボ押しは1回5~15秒程度の範囲で行い、1回3セットくらいまでと決めておきたい。
ツボ押しをしてはいけないこともある
ツボ押しにより血行がよくなると、反対に悪影響になるケースもあるので注意しよう。食後1時間以内や飲酒直後、体調不良のときはツボ押しは控えるべきである。ツボ押しは体調が万全のときに行うことを忘れずに。

4. 肩こり緩和のために日常生活で気をつけるべきことは?

ハンドサイン
ツボ押し以外に、肩こり緩和のために日常生活で気をつけるべきこともある。日頃からしっかり肩こりを予防しておくことも大切なので、頭に入れておこう。

定期的に運動する

運動不足は万病の元ともいわれるように、運動不足は肩こりを引き起こす原因になりやすい。運動不足による肥満は、とくに肩こりの発症に追い打ちをかけてしまう。肩の筋肉が固まらないよう、定期的に運動することを心がけよう。

よい姿勢を心がける

肩こりの原因は、普段の姿勢が原因であることは珍しくない。とくにデスクワークが多い方は猫背になりやすく、常に首が前に出た姿勢になることから、肩こりを引き起こすのだ。日頃から正しい姿勢を意識して生活するのはもちろん、仕事の合間を見つけて肩を回したり、ツボ押しを実践したりして、肩こりを対策していこう。

結論

肩こり緩和のツボは多くあり、それぞれ効果が実証されていることを知ってもらえただろう。しっかりコツを押さえてツボ押しを行えば、さらなる効果アップにもつながる。手間なくできる肩こり緩和のセルフケアとして、本記事で紹介したツボ押しを日々の習慣にしてみよう。
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  • 更新日:

    2023年6月25日

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